異化作用の抑制こそ、プロテインの最も重要な役割

プロテインの粉

人間の筋肉は、常に同化と異化というどちらかの作用が起こっている。この二つの名称を始めて聞いた方も居られるかもしれないので簡単に説明するとすれば、同化作用は普段の筋トレによって筋肥大を行っているように、筋肉がたんぱく質を摂り込む作用のことである。そして異化作用はその逆であり、筋肉が身体にアミノ酸を提供するために分解されてしまう作用のことだ。筋肉は一度身についても落ちてしまうのは、同化作用よりも異化作用の方が優位になっているからだと考えられるだろう。

異化作用は身体の中から必要なエネルギーやアミノ酸が不足した時に起こる現象であるため、生体を安定させるには必要不可欠な作用である反面、異化作用が起きてしまうとせっかくつけた筋肉を失ってしまうことから、できるだけ防ぎたい作用だ。それではその異化作用を防ぐ方法は無いのかというと、100%とまではいかないがそれを限りなく防ぐことはできる。その方法の一つが、プロテインを飲むことなのだ。

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プロテインは筋肉を増強するというイメージが先行しがちだが、実は異化作用の抑制こそプロテインの最も重要な役割である。これはプロテインを飲むことによって、身体の中にアミノ酸をはじめとした栄養が十分に供給されるので、それ以上のエネルギーを身体が必要とはしないため異化作用が起きにくくなるからだ。このことから、たとえトレーニングを行っていない時であっても、筋肉の異化作用を防ぐためにコンスタントにプロテインを飲むのは筋肥大をするにあたって効果的であるとも考えられるだろう。

日頃の食生活に気をつけていなければ、意外と身体が必要としている栄養が摂れていないこともあり、トレーニングで身につけた筋肉が異化作用を起こす場合が多々ある。このような異化作用を抑制して、せっかく時間を割いて行っている筋トレを無駄にしないためには、日頃からプロテインを適切に使用していくことが求められるのだ。